特定非営利活動法人 宝塚エルバイレFC


1.趣旨

   週休2日制が導入され、ゆとり教育政策が定着したにもかかわらずクラブ活動は簡素化される傾向にあります。 その上に特に女子フットボールに関しては、学校での活動にはさまざまな制約があり、その受け皿がほとんどない状態が続いています。 そのため途中で競技をあきらめる選手が非常に多く、女子フットボールの普及が進まない要因になっています。少子化が進展する現状では、その活動が学校を含め次々と誕生するとは考えにくい現実に対し、われわれは女性のためクラブチームを設立しかつ年代の枠組みを取り払った交流の場を地域の人々に提供して、より多くの女性がフットボールを継続してゆける環境を作り出しました。 以来中学生から社会人に至るまで多くの女性が活動に参加しています。 今般チームスポーツとしてのフットボールを愛し、意欲的に取り組もうとする中学・高校生以上の女子を対象に、活動の場を提供するフットボールクラブの運営事業、フットボール大会の運営・支援事業、選手・指導者の育成事業等を行うことにより、女子フットボールの普及発展、青少年の健全育成及びフットボールの技術の向上に努め、もって地域スポーツの振興と地域の活性化を図ることとしました。そしてそれらの事業を安定的に実施し組織体制を確立するため、NPO法に基づく法人格を取得することとし、特定非営利活動法人 宝塚エルバイレFCを設立することとしました。私たちはNPO法人取得後も、フットボールを愛す多くの方に地域に根ざした活動の場を提供し、フットボールの普及発展を通じて活気ある街づくりに取り組んでゆきたいと思っています。
女子フットボールの一層の発展を目指して参ります。


2.設立に至るまでの経過

    平成16年8月 任意団体として女子サッカーのクラブチームの活動がスタートする。設立当時わずか8名の選手でスタートする。

    平成17年4月 エルバイレレディースフットボールクラブ とチーム名を改め リーグ戦や公式戦にも参戦を開始する。
              同年はリーグ戦2位に終わり昇格を逃す

    平成18年9月 関西女子サッカーリーグ チャレンジリーグ2部で7勝1分けの成績で優勝 チャレンジ1部昇格を決める。
    平成19年2月 女子サッカークラブチームとしての活動を安定的に継続しより充実させるため『NPO法人 宝塚エルバイレFC』を設立 
              現在に至る



設立代表者 荒川 正行